HigterFrequency パーティーレポート

ENGLISH PARTY REPORT

Junkie XL

ADDICTION VOL. 5 presents ADAM FREELAND @ SIMOON, TOKYO

DATE : 18th December, 2004 (Sat)
PHOTOGRAPHER : Mark Oxley / Official Site
TEXT : Kei Tajima (HigherFrequency)



Rennie Pilgrem、Tayoと共に、世界的で大ブレイクしているニュー・スクール・ブレイクスの生みの親として知られ、Marine Paradeのレーベル・オーナーとしてもシーンに大きな影響を与えてきたDJ/プロデューサーAdam Freelandが、日本で活躍するイギリス人DJ、 Mike McKennaが渋谷Simoonで2ヶ月ごとにオーガナイズするイベントAddictionにスペシャル・ゲストとして登場することになった。今年4月に来日した際は、ageHa@STUDIO COASTでプレイしたAdamだが、今回は比較的小さいヴェニューSimoonでプレイするということで、ぎゅうぎゅう詰めのフロアを予想しながら入場した。

ものすごい人だかりのラウンジを通り過ぎ、フロアまで到着すると、Duck Rockがいつもよりさらにアッパーなブレイクス・セットでフロアをあたためていた。次にブースに登場予定のAdamに向けて、"We Want Your Soul"のヴォーカル部分を違うトラックの中に滑り込ませたり、Ray Parker Jr.の"Ghostbusters"のリミックスをドロップして盛り上げる。そしていよいよAdamがブースに登場。はじめの30分は硬派なブレイクス・チューンでジワジワと盛り上げていったAdamだが、以降だんだんとグルーヴ感のあるセットに。途中、彼自身のリミックス代表作と言える、Nirvanaの"Smells Like Teens Spirits"や、Infusionの"The Careless Kind"のリミックスが飛び出し、満員のフロアは更なる盛り上がりをみせる。その後も、ファンキーなブレイクスの嵐でクラウドを完全に捕らえてしまったAdamのセットは、アット・ホームな雰囲気のあるイベントの中、続いてくのであった。

Addiction
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