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Rasmus Faber

RASMUS FABER - ラスマス・フェーバー -

スタイル : ハウス
出身地 : スウェーデン
関連レーベル : Farplane Records, Defected
関連プロジェクト : Soul Treat, Seawind Project

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今日のクラブ・ミュージック・シーンを賑わせているスウェーデン人プロデューサー群の中でも、ジャンルを超越した才能を発揮しているアーティストと言えば、Rasmus Faber である。

7歳でピアノをはじめ、19歳までジャズ・ピアニストとして活躍していた Rasmus は、その後、プロの音楽家としての活動をスタート。ポップ〜ジャズ系アーティストのプロデュースを手掛けるうちに、ハウス・ミュージックにその方向性をシフトしていった彼は、初となるハウス・トラック "Never Felt So Fly" を制作、Black Vinyl Records からリリースする。アンダーグラウンド・シーンでヒットとなった本作は、イギリスの名門レーベル Defected のボス Simon Dunmore の耳に留まり、レーベルからリミックスの依頼を受けることに。そのリミックスの完成度の高さに驚いた Simon が直々にストックホルムまで飛び、マネジメント契約をオファーしたというのは、シーンでは有名な話である。

Defected と契約後、自身のレーベル Farplane Records を設立した Rasmus は、クラブ・シーンを飛び越えて、クロスオーバー・ヒットとなった "Ever After" をリリース。国内外のコンピレーションに多数収録されたこの楽曲をリリースした後は、"Get Over Here"、"Come With Me" 等のヒットを連発し、「シーンで最もホットなプロデューサー」としての地位を確立した。リミキサーとしても Reel People による "Rain" や Oreja の "Vasilando" 等、Defected 関連のリリースをはじめ、Jazztronik や S.U.M.O など他ジャンルのアーティスト作品のリミックスを手掛けている。

'06年5月には、オリジナル作品とリミックス作品を集めたベスト盤的アルバム "So Far" のリリースを予定。その後も、初のオリジナル・アルバムのリリースなどが予定されている。(Kei Tajima)

RASMUS FABER : メール・インタビュー

Rasmus Faber Interview (2005/09)