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Atomic Hooligan

ATOMIC HOOLIGAN - アトミック・フーリガン -

メンバー : Terry Ryan, Matt Welch
スタイル : ブレイクス
出身地 : イギリス
関連レーベル : Botchit & Scarper, Menu Music
オフィシャル・サイト : www.atomichooligan.com

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ロンドンはワトフォード発の、Terry Ryan と Matt Welch による話題のプロダクション・ユニット。最初にその名を世に知らしめたのは、人気レーベル Emotiff と Botchit & Scarper を運営し、惜しまれながら逝去した Vini のトリビュート MIX CD '4 Vini - Forever Young'(2002年) を担当した時だろう。亡き巨人の遺志を受け継いで行こうという力強い意志を感じる Mix で話題になり、シングル・カットされた 'Forever Young' は英ナショナルチャートで 75位を記録した。

2003年、Adam Freeland が火をつけたとも言えるブートの嵐吹き荒れるブレイクス・シーンの中で、もともとリミックスを得意としていた Atomic Hooligan は Underworld の 'Born Slippy', 'Cowgirl' のリミックスをリーガルに発表。このリミックスはそのインパクトの強さからビッグ・ネームがこぞってプレイし、ブレイクス外のジャンルはもちろんコアからマスを巻き込んだ問題作となった。これを契機に Atomic Hooligan はフロアを選ばない楽しくてアッパーなパーティー・ミュージックにシフトし始める。

そして 2005年 3月にデビュー・アーティスト・アルバム 'You Are Here' をリリース。製作に 3年を要したというこのアルバムは、パワフルなヴォーカルを大々的にフィーチャーし、オールドスクールのヒップホップからロック、テクノまでをカバーした幅広い影響を感じられるカラフルな作品となっている。その雑多で鮮やかなスタイルは 2005年 DJ MAG 誌の「Best albums of the year」を奪取し、Breakspoll 2006 でもベスト・アルバム賞に輝いたほか、日本でも反響を招き、2005年後半には日本でも 3都市を巡るライヴツアーを行い、その勢いを見せつけてくれた。(Yoko Doi : www.n-u-c-l-e-a-r.com)