Gavin Keitel / Electric 01

発売日 : 2005/08/29
レーベル : EQ Recordings
カタログ : EQGCD011
フォーマット : Mix CD
発売国 : Australia
スタイル : Tech-House

現在までに James Holden 、Anthony Pappa 、Phil K などをフィーチャーし、絶大な人気と信頼を得てきたオーストラリアのレーベル EQ Recordings の Balance シリーズが、ニュー・コンピレーション・シリーズ 'Electric' を始動。その第一弾が、オーストラリア、メルボルン出身のＤＪ Gavin Keitel をフィーチャーしリリースされることとなった。

18 年間に渡るＤＪのキャリアを持ち、メルボルンのクラブ Sunny や161などでレジデントを務め、コアな耳を持つメルボルンのクラウドからも、アンダーグラウンド・シーンを代表するＤＪとして絶大な人気を誇っている Gavin Keitel。日本での認知度はまだ低いが、このミックスを聴けば、なぜ彼が地元のＤＪには厳しいはずのクラウドから大きな支持を得ているのかが理解できてしまうはずだ。

Inaqui Marin によるクールなエレクトロニック・トラック 'Six' でキック・オフするミックスは、女性ヴォーカルが最高にグルーヴィーなトラック Osulande の 'Pride'、Tiga リミックスによる Drama Society 'Crying Hero' へと続いていき、プログレッシヴ・ハウス・トラックに近いエネルギーとスピード感を持った Robert Babicz による 'Mover' に流れ込んでいく。Hugg&Pepp の 'Snebeln' に Futher の 'Stay With Me' が滑り込むようにミックスされていくと、終盤には、危うい高揚感のあるDJ T のトラック 'Rising' など、ドイツ系のエレクトロニック・トラックが続き、最後は Superpitcher による 'Happiness' で余韻を残しながら締めくくられている。

自由に行き来する電子音のボトムには、ダイナミックなグルーヴ感が流れており、全体を通して、エレクトロニック・ミュージックのソリッドな質感と、ハウス・ミュージックのエモーショナルな感覚が、お互いの個性を放ちながら共存する世界が表現されている。Gavin Keitel というＤＪの個性と力量が120％発揮された作品だ。(Kei Tajima)

収録曲

01. Inaqui Marin / Six
02. Osunlade / Pride (Tiefschwarz Remix)
03. Drama Society / Crying Hero (Tiga Remix)
04. Robert Babicz / Mover
05. Einmusik / Jittery Heritage (Egoexpress Mix)
06. Hugg & Pepp / Snabeln (Elektrofant Ep)
07. Further / Stay With Me
08. Double X / City Lights
09. Sasse / Soul Sounds (Dirt Crew Solid Diamond Mix)
10. Dj T / Rising
11. Dirk Leyers / New Serious One (Wellen Ep)
12. Broker/dealer / Boots & Pants (Dig Deep Ep)
13. Superpitcher / Happiness (Lp Version)