HigterFrequency パーティーレポート

ENGLISH PARTY REPORT

WOMB presents W feat. CARL COX @ WOMB, TOKYO

DATE : 21th December, 2007 (Fri)
GUEST DJ : Carl Cox (Intec Records, UK)
DJ : AKR, and more...
PHOTOGRAPHER : STRO!ROBO
TEXT : Masanori Matsuo (HigherFrequency)



テクノ/ハウスDJ御用達のビッグ・レーベル Intec Records を主宰し、DJとしても’07年の DJ Mag Top 100 で7位に選ばれるなど常にクラブ・シーンのトップをひた走る Carl Cox が約2年ぶりに来日を果たした。ラジオ番組 "Carl Cox Global" を聴く限りでは、ここ1年の彼のプレイ・スタイルはよりハウシーで、エレクトロ・テイストを帯びたものになっていて、一般的な彼のイメージであるパーカッシヴかつ疾走感の強いテクノ・スタイルではなくなってきている。そんな彼の実際の現場でのプレイはいかがなものか、そして意外にも初となる WOMB でのプレイ、相性などを楽しみにしつつパーティーへ行ってきた。


メイン・フロアーに到着したころにちょうど Carl がプレイ・スタート。彼が一曲目をドロップした瞬間からイビザっぽいとでも言うのだろうか、独特の開放感とファットなグルーヴが会場を包み込み、一気に空気が変わったのを覚えている。序盤は上記にもあげたエレクトロ系やテッキーなハウス・トラックを BPM 127 辺りのピッチでプレイ。トラック自体はファンキーなものなのだが、なぜこんなにダーディーでドラッギーなグルーヴ感を引き出せるのか、いちDJとしては全く理解に苦しむと同時に、感動と興奮に身を任せてウォーム・アップを楽しんだ。ちなみに当日の Carl は、自身も制作にタッチしたミキサー PMC-CX を使っていたのだが、このミキサーによる独特のミルキーなベースとキック音が、良い悪いは別として、これまでの WOMB にない音色を明確に出していたのも面白かった。その後は爆発的に盛り上がっていたマイク・パフォーマンスも織り交ぜつつ、 Audion 'Noiser' や、Cirez D 'Teaser (Oliver Huntemann Remix)' といった旬なテック・サウンドでパーティーのクライマックスへ。エモーショナルなライティングと共に最後は2度のアンコールにも応え、全く引かないクラウドに壮大なフィナーレを見せ付けてくれるのであった。

 


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