international news _ 2006.09.20
Motor の ニュー・シングルに Phil Kieran が参加
Text by Jonty Skrufff _ Translation by Terumi Tsuji
大人気エレクトロ・ロック・デュオ Motor が、先日発売になったデビュー・アルバム’Klunk’から、’1X1’と’King
Of USA’の２曲をシングル・カットすることを明らかにした。なお、リミックスは Phil Kieran と Abe Duque が担当する予定。
Motor の片割れで、アメリカ人の Bryan Black は、昔ミネアポリスにある
Prince のペイズリー・パーク・スタジオでエンジニアリングの勉強をしていたことがあると、Skrufff とのインタビューの中で明らかにしている。
「スタジオでの仕事は、今までやったどの仕事よりも大変だったしキツかったよ。
でも音楽作りに関してはとても勉強になったね。それにあの Prince と一緒に働けたんだぜ！彼からは凄く影響を受けたよ。
Prince はミネアポリスのクラブに遊びに来てる人たちをよくスタジオに招待して、アフターパーティーをやってたんだ。朝の３時からスタートして３時間も４時間もプレイするんだ！しかも無料でね」と
Bryan は当時を振り返る。
「彼はプレイするのがホント好きで、ほぼ毎日ギグをやってた時期もあるくらいだよ。夕方までスタジオで働いて、その後はオールナイトでパーティーさ。ある日 Prince
からポケベルを渡されて、それからはしょっちゅう夜中にポケベルが鳴ってスタジオに呼び出されてたよ。そんな感じで彼のスタジオで半年くらい働いてたかな。Prince
と仕事をするのはハードな反面、とっても光栄だったけど、自分自身の音作りに専念したかったからスタジオを辞めて、新しい道を歩む事にしたんだ」
‘1x1/King of USA’は１０月１６日に Novamute よりリリース予定。
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