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domestic news_2009.11.24

WORLDTRONICS 09 開催、アフターパーティーに Gonno が登場

Text by Yuki Murai (HigherFrequency)

ベルリン市内の現代美術展示ホール the Haus der Kulturen der Welt にて、11月25日(水)から 28日(土)の4日間にかけて、世界各地のエレクトロニカを中心としたフレッシュなアーティストを紹介するフェスティバル WORLDTRONICS 09 が開催される。

Antye Greie aka AGF (Berlin / Finland)、Kaffe Matthews (London)、Ryoko Akama (Tokyo)、Blanca Regina Perez-Bustamante (Spain) ら、それぞれ各分野で活躍する女性アーティスト4名のユニット The Lappetites による世界初の 『マルチメディア・オペラ』 "Fathers" の公演や、ドイツのインダストリアル/ノイズ界の匠 Einsturzende Neubauten のベーシスト Alexander Hacke のプロデュースにより3年目を迎えたドイツとトルコのシーンを結ぶフェスティバル KREUZTANBUL からのショーケースイベント、東アジアのエレクトロ・ポップ・アクト4組を招聘した East-Asian Electropop ショーケース、コロンビアで生まれラテンアメリカに広がったドラムとコンピューターによる新しいダンスミュージック "クンビア" のライブなど、全体にかなりレアで濃い内容が詰まったフェスティバルとなっている。
27日(金)の East-Asian Electropop ショーケースの一環として行われるアフターパーティーには、日本屈指のアナーキー・テクノレーベル WC Recordings のアーティストであり、国外でも Beyond Recordings、Perc Trax、Merkur 等のレーベルよりリリースを重ねる Gonno の出演が決定。会場の Tape Club はベルリンのシーンの中でも Sascha Dive や、レーベルでは Oslo、Drumpoet 周辺のアーティストによる新しいハウス・ムーブメントの中心ヴェニューとして注目を集めているクラブで、そのような場所での日本人アクトによる6時間セットは、日本のシーンを伝える上でも非常に意義ある試みといえよう。ベルリン在住の方は是非足を運んでほしい。


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