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international news _ 2006.11.01

‘06年度 DJ Mag Top 100 - またもやトランス勢大奮闘

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji

先日のニュースでもお伝えした毎年恒例の DJ Mag 主宰の Top 100 DJ ランキングだが、1位の Paul van Dyk に続き、2位に Armin Van Buuren、3位が Tiesto と、今年もヨーロッパ・トランス勢が上位を占める結果となった。なお、’06年度は217,102票の投票があり、ノミネートされたDJは50,000アーティストにも及ぶ大盛況振りだった。

今回の投票結果で目立ったランク・インは、饒舌で知られるトランスDJの Gareth Emery が34位に初登場、またアメリカ出身のベテランハウスDJ John Acquaviva がハイエスト・ニュー・エントリーで見事22位にランク・インした。しかしその一方で、永年の盟友である Richie Hawtin は去年の12位から33位へとランク・ダウンする結果となった。また今回のランキングで注目したい動向としては、多数のサイケデリック・トランスDJへの票が集ったほか、ブレイクスやエレクトロ、ドラムン・ベースといったジャンルのDJがランキングからほぼ姿を消したことであろう。エレクトロからは Tiga が50位(6位ランク・ダウン)に、ブレイクスでは Stanton Warriors が94位、そしてドラムン・ベース界からは Andy C が97位(24位ランク・ダウン)にランク・インしただけという、なんとも寂しい結果となった。

DJ Magazine の出版元である Future Publishin gは、同誌を売却もしくは出版中止する意向であることを先日お伝えしたが、情報通のスタッフによると「DJ Magazine 存続の可能性は非常に高い」ということだ。

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