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domestic news_2008.01.30

Pioneer が新製品 「MEP-7000」、「SEP-C1」 を発表

Text by Midori Hayakawa (HigherFrequency)

Pioneer 社が、新たにデュアルプレーヤー「MEP-7000」と、コントローラー「SEP-C1」を発表したのでお伝えしたい。

「MEP-7000」とは、コントロールユニット&ドライブユニット(CD/USB再生可能)+DJソフトウェア「DJS」のシステム商品で、通常のCDに加え、CD-R/RW、DVD±R/RW、USBメモリー、HDDなど、さまざまなメディアに記録されたMP3、AACなどの音楽ファイルの再生にも対応しているプレーヤーである。イメージとしてはCDJ2台、DJソフトウェアがワンパッケージになっているようなイメージで、これによって例えば多くの機材を置けない、DJスペースがとれないカフェやバーのような場所や、自宅環境ではDJブース用にあまり大きなスペースを取れない人でも多彩なDJパフォーマンスが可能になる。また様々なメディアに対応していることで、例えば親指ほどの大きさのUSBメモリー1つもっていくだけでDJができたりといったことが可能となっている。

そして「SEP-C1」とは、コントロールユニット+DJソフトウェア「DJS」のシステム商品で、PCに保存されたMP3音楽ファイルの再生に対応しているコントローラーである。つまり、PC内のMP3音楽ファイルで、マウスやキーボードを使用することなくCDJの操作感そのままに、本格的なDJパフォーマンスが実現できるのである。また、SERATO「scratch LIVE」を操作でき、MIDIコントローラーとしても機能する。これまでスクラッチ操作が難しかったPCのDJソフトウェア上の曲でも、タッチセンサー付ジョグを使って自在にスクラッチすることができるようにもなっている。

立て続けに商品を投入してきた Pioneer 社だが、もともと持っていた商品の魅力を生かしつつ、先進的なDJカルチャーにもしっかりと対応した機能の充実をすすめており、新たなDJ文化を機能面からサポートする彼らの姿勢が表れたアイテムだといえるだろう。

「MEP-7000」、「SEP-C1」は共に4月下旬発売予定。詳しくは下の Pioneer ホームページをクリック。

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