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international news _ 2007.04.04

Ellen Allien のヒップホップ・ハラスメント

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

ベルリンのテック/エクスペリメンタル・ヒット・メイカー Ellen Allien が、最近手掛けた Fabric のコンピレーションについてのインタビューに応えると共に、彼女自身がテクノに興味を持つようになったのは、‘90年代前半のベルリンのヒップホップ・シーンには心底幻滅させられたからだと話した。

「ヒップホップ・シーンには相当嫌な思いをさせられたわ。だからエレクトロニック・ミュージックにもっと興味を持つようになったの。テクノのシーンには、興味深い人がたくさんいたのよね。アーティストやゲイ、ちょっとクレイジーな人々…。そういった人たちといる方が、心地よかった。それに、このシーンでは、やっと一人の女性として自由に、自分らしくいることが出来るようになったの。嫌がらせを受けずにね」

Fabric のコンピレーションには彼女自身がオーナーを務めるレーベル Bpitch の楽曲をはじめ、Larry Heard や Alter Ego の Roman Flugel といったシーンのパイオニアによる楽曲が含まれており、彼女自身の人生を変えたという音楽、テクノに対するまっすぐな姿勢が感じられる仕上がりとなっている。

「まずは、テクノ・シーンに入っていくことだったわ」彼女は ’05年に行われたインタビューで Skrufff にこう話していた。「ビジョンは頭の中にあったの。すべてが新しかったし、可能だった。例えば性別的な問題を挙げてみても、テクノ・シーンでは、性別が男であろうが女であろうが、それは全く問題のない話。昔も、そして今でも決まった性別のルールの下に成立しているヒップホップ・シーンとは正反対なの」

「テクノ・シーンにおいて、私たちはその文化全体を発達させてきたわ。夢を実現させながら、同時に利益を得るという、新しい生き方もね。ただ、利益の方を優先することは絶対になかったわ。レーベル仲間のアーティスト性を大事に、小さくてもフレンドリーな改革を続けることの方が重要だったの」

「私は音楽を通して、人生における幸せや情熱を見つけ出したの。それは自分の感情を表現できるはけ口を見つけたからよ」

Fabric 34: Ellen Allien は Fabric Records から近日発売




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