HigherFrequency  DJインタビュー

ENGLISH INTERVIEW

Satoshi Otsuki


2006年頃よりミニマルに基点を置きつつも、フィジカルなサウンドで人気を獲得し、都内各地で頻繁にビッグパーティへの出演を重ね、2007年にはWombを会場に自身が主宰するTRES VIBESをスタート。多くの才能がひしめく20代から30代前半ぐらいの新世代のDJの中でも一際大きな知名度を獲得しているSatoshi Otsuki。 Higher-Frequencyでは今実際に東京のダンスミュージックの現場で活躍する彼にスポットライトをあて、DJを志したきっかけや、今のシーンに対して感じていることなどを質問。等身大の感情で答えてくれた。

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Higher-Frequency (以下HF) : まずご自身がDJを始めたきっかけを教えていただけますか?

Satoshi Otsuki : きっかけは東京に出て来てから知り合った友人との環境と、クラブとの出会いですね。身近な友人が東京のクラブで活躍していたのも要因の一つですね。

HF :それ以前はどのような音楽を聴いていたんでしょうか?

Satoshi Otsuki : 以前はUK ROCK、SOULやHIP HOPなどを好んでいろいろ聞いてましたね。それからビッグビートのようなデジタル化されたダンスの要素のある音にシフトしていきましたね。

HF : 今の東京のダンスミュージックシーンに関してはどのように感じてらっしゃいますか?

Satoshi Otsuki : 日本の音楽シーンも序じょにですが、あらゆる音楽がクロスオーバーしているなと感じます。ジャンルレスに聞く耳を持ってくれるクラウドの人口が増えたなって思いますし、昔よりもさらに細分化された音楽がはびこり、演出者側もリスナー側も自分の個性をさらに表現できる場も多いのではないかと思います。

HF : 今現在、現場を通じて活発に活動している20代から30代前半ぐらいの新世代と呼ばれるDJの中でも一歩抜きん出た知名度を獲得されていますが、そういった状況を獲得できた理由をご自分ではどのように分析していらっしゃいますか?

Satoshi Otsuki : 自分ではそう言って下さる立ち位置にはまだまだほど遠いと思っているのですが、まわりのサポートして下さるみなさんに支えて頂き感謝していることが第一と、自分がDJを好きでいて、好きな音楽を自分なりの手法でお客さんなど相手側にストレートに軸をぶれずに表現できている場があるということが何よりのことではないのでしょうか。クラブやフェスティバルはやはり楽しむ場所であるので、自分が楽しめて、一緒により多くのお客さんとその感情を共有できることが一番ですね。

HF: ここ数年でダンスミュージックシーンも変化し、実際に現場で鳴っているサウンドも様変わりしてきているように感じます。大槻さんのサウンドも数年前と比べると変化したように感じますが、そういった変化のきっかけのようなものはご自身の中で何かありましたか?

Satoshi Otsuki : そうですね、特に最近のサウンドの変化は速いですね。その時その時に流行るような音色などもでてきてますし、時代の流れで新しいものが話題にあがるのは事実です。 ただ、自分の好きなルーツにあるグルーブだったり、構成の仕方、見せ方というものは自分の中ではさほど昔から変わりはなく、いろいろなトラックを聞いてもこういうとこはやっぱり自分で好きなところだなって気づかされる部分は多いですね。それを元に自分のオリジナリティーのあるグルーブや展開を見つけて行きたいですね。

またきっかけという点で言えば、2年前に行ったイビザはとても影響を受けましたね。日本でも毎週のように世界のトップDJなどが来日していますが、イビザのそのエンターテイメントの演出とお客さんのモチベーション、毎日のように自分が見たいアーティストや行きたいパーティーが絶えずやっているところ、そして商業的な部分の良いところでもあるのですが、イビザが音楽で成り立っている島であるというその事実はとても刺激的で自分に対して何かが変わった瞬間でもありましたね。

HF : 今現在、DJとしてプレイするにあたって最も意識していることはなんですか?

Satoshi Otsuki : 自分の中ではパイオニアの存在になれる個性の強いDJを目指しています。それは何万人も入る会場から小さいバーのような場所でも、演者が放つ魅力だけでその場の空気をつくる、一アーティストになりたいですね。

HF : 今後のご予定を少しお教えください。

Satoshi Otsuki: 7月19日(土)にレジデントも務める、イビザDC10の人気パーティー『CIRCOLOCO JAPAN』@西麻布WAREHOUSEがあります。 それと、今のところ出演が決まっている夏のフェスティバルは、岐阜で行われる『SMF10周年』と、東京国立競技場回廊で開催される『SOULMATE MUSIC FESTIVAL』ですね。またビーチパーティーなどもあります。 また、9月19日(金)には自身がDJ PI-GEと渋谷WOMBで主宰する『TRES VIBES』がありますのでぜひ。 今年は海外にギグで行く予定もありますので、そちらのほうでも自分を表現できればなと思います。

【SATOSHI OTSUKI DJ スケジュール】

■7月12(土)
『MINUS CONNECT』@渋谷WOMB
with MAGDA , MARK HOULE

■7月18日(金)
@西麻布COLORS STUDIO
with ANDOMAT3000 , ALTZ , DJ SODEYAMA

■7月19日(土)
『CIRCOLOCO』@麻布十番WAREHOUSE
with PEDRO

■7月20日(日)アフター 6:00〜
@ROCK WEST

■7月20日(日)23:00〜
『MAGNIFICENT』
with MARKUS SCHULZ

■8月1日(金)
@UNIT
with MARK ROMBOY & PHONIQUE

■8月2日(土)12:00〜
『EDEN beach』@江ノ島seaside

■8月2日(土)19:00〜
『FREEDOM SUNRISE』@江ノ島oppa-ra

■8月8日〜10日(金〜日)
『SOLSTICE MUSIC FESTIVAL 10th Anniversary』

■8月16日(土)
『SOUL MATE MUSIC FESTIVAL』@国立競技場回廊

■9月19日(金)
『TRES VIBES』 with SEBO K

HF : では最後の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

Satoshi Otsuki : 日本のクラブミュージックシーンを今以上に刺激的で、個人個人がそこから何か感じとれるような影響力のある、楽しい場所にしていければなと思います。 一度足を運んで、プレイを体感してもらえればと思います。 一緒に、日本の素晴らしさを、音楽を通して世界に発信できるようになっていければいいですね。

End of the interview


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