UNIT 2010 to 2011

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back_unit2011_4jpg.jpg Zs Interview
Steve Bicknell (Lost, Spacebase, Cosmic / LONDON)
Steve BicknellというDJの名前は、古くからのファンには'90年代後半のUK産ハード・ミニマル・シーンを代表するアーティスト/DJのひとりとして 記憶されているかと思う。このウェールズ訛りでドライなユーモア感覚を持つアーティストはしかし、そうしたわかりやすくカテゴライズされた過去のジャンル に収まるようなフィギュアではないということをまず強調しておきたい。
Steveは'80年代末、所謂セカンド・サマー・オブ・ラブという名の乱痴気騒ぎが終焉した直後にDJとしての頭角を表して以来、現在に至るま で20年以上もの間ロンドンのアンダーグラウンドなシーンに留まり続け、つねに徹底した現場の視点から音楽を鳴らし続けてきた筋金入りのDJだ。彼がプレ イする音楽はカテゴライズされたスタイル前提のものなどではなく、まず一貫したスピリットありきなのだ。ある種の高潔さすら伴うそのスピリットは、彼が キャリアの初期から続けている自身のパーティ[Lost]で培われてきたものだ。
すえた匂いと埃が立ちこめる廃倉庫など、到底プロパーなクラブとは言えない場所を敢えて選んで続けてきた[Lost]の、真っ暗でごく限られた数 のストロボライトだけが淡々と明滅を繰り返すフロアにおいて、Steveはその時代ごとに彼が最もリアルだと感じる音楽のみを強い意志を持ってプレイしてきた。 2010年現在も彼はそのアティテュードを一切揺るがすことなく、彼の音楽とスピリットを求める人々に対してパーティを通して真っ正面から対峙し 続けている。現在は[Lost]と並行して[Spacebase]という名の、テクノのみにこだわらないエクレクティックな音楽性を提示するパーティも行 ない、ここではロンドンの名レコードショップSoul JazzのクルーやAndy Weatherallらと共にいまも変わらずハードでソリッドなスピリットをもった音楽を鳴らし続けている。軽薄でトレンドに移り気しやすいロンドンの シーンとはまた全く異なるベクトルの、脈々とうねりを続ける当地の地下水脈の本流に存在するDJこそ、このSteve Bicknellなのだ。
http://www.lost.co.uk/
L?K?O
クラブDJとしての「司祭性」とターンテーブリストとしての「実験性」を独自の文脈で融合させる孤高の異才。National Geographic級の視野からセレクトされた異種音源を、新たな物語へと昇華させてしまうそのPLAYは、時に「変態」と評されてしまう因果を背負い ながらも、TTC、Lightning Bolt、JASON FORREST等、海外の強者達の賛辞を欲しいままにしている。また、OOIOO/オリジナルラブ/KILLER-BONG/灰野敬二etc…百戦錬磨の 鬼才とのセッション・ワークでは、ターンテーブルという楽器が持つ可能性の極北を体現。そのバランス感覚溢れるオリジナリティがシーンにおける独自性を更 に際立たせている。 96年、MOODMAN/DJ QUIETSTORMらと制作したSPLIT MIXTAPE『cook tape』シリーズで黎明期における評価を獲得。以降、『Strictly Rockers Chapter 5』『PIRATES' ANTHEM - ?ER'S EDIT』を立て続けにリリース。従来のMIX ALBUMの概念を完全に覆す、緻密にエディットされた音絵巻が、その評価を絶対的なモノとする。05年、生ける伝説 Mani Neumeier [GURU GURU]とULUとのユニット“天ノ川”による、奇跡のツアーをエディットしたALBUM『Eins』では、そのインプロヴィゼーション・スキルが全 開。三つ巴の音隗が成層圏を超える様子を体験出来る。08年、ASA-CHANG&巡礼のタブラ奏者U-Zhaanとのユニット“Oigoru/ オイゴル”による、初のオリジナル・アルバム『Borshakaal brakes』をリリース。続けてDropされたNEW MIX『Bedmaking』では、彼のルーツでもあるブラコン愛が壮大かつ官能的な炸裂を魅せ、両盤共に早くも08年の最重要音源として注目を集めている。 そして、2009年、『Culture Trek』シリーズ始動! 第一弾『Thai Village Classics』発売中です♪ 
http://www.m-hz.net/
Ametsub
東京を拠点に活動する音楽家。
現在までに2枚のフルアルバムを発表。たった2作品、いずれも国内流通のみにも関わらずそのレスポンスはすさまじく、国内はもちろん海外からも熱い支持を得る。2009年にリリースし、昨今のシーンでは未だに異例のセールスを記録中、大きな話題を呼んでいる最新作『The Nothings of The North』は、坂本龍一の「2009年のベストディスク」に選出され、ドイツの老舗レーベルMille Plateauxから今年5月、見事にライセンス・リリースが決定。
Clammbonのリミックスや、Vladislav DelayやFennesz、AOKI takamasa、竹村延和、つじこのりこ等との共演を重ねる。d.v.dやworld's end girlfriendなどで活躍するドラマーJimanicaとのコラボレーションも始まり、Jimanica×Ametsub としてのミニアルバムが2007年にリリース。初ライヴではPARA、clammbon、toeと共演。
また、“Sonarsound Tokyo”、“Sense Of Wonder”、“渚音楽祭”、“Summer Sonic 09”などの大型フェスティバルにも出演を果たし、2008年夏にはアイスランドでのライヴも敢行。
新たに始まった音楽フェスティバル、“De La Fantasia”では、高橋幸宏や小山田圭吾(Cornelius)、Ryoji Ikeda、Carsten Nicolaiらと共演。そのライブは大きな反響を呼び、2009年の大型カウントダウンイベントへ、Mixmaster Morris やDJ Krushらと共に出演という成果を収める。暗く美しい唯一無二の世界観と、壮大な情景を描写する様な音楽性はアンダーグラウンドなファンから絶大な支持を仰ぎ、リアルタイム/即興性などを重視した、エレクトロニック・ミュージックの根底から決してブレる事のない姿勢が大きな注目を集めている。
http://www.drizzlecat.org

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